目撃者「無差別テロのような…」法政大“ハンマー女”逮捕…ハンマー振り回し8人けが
日テレNEWS NNN
10日午後4時前、東京・町田市の法政大学・多摩キャンパスで、女が突然ハンマーのようなものを振り回し、学生ら8人がけがをする事件がありました。目撃者が当時の緊迫した様子を語りました。 ◇ 事件を目撃した法政大学の学生。
事件を目撃した法政大学3年生 「おそらく無差別テロのようなものだったと認識しています。自分、授業中で、2つか3つ後ろの席に座ってた女性の方が、ハンマー振り回した」 女がハンマーを振り回す事件があった東京・町田市にある法政大学・多摩キャンパス。事件直後には、消防車や救急車、パトカーなどが何台も並び、あたりは物々しい雰囲気が漂っていました。 記者（10日午後5時ごろ） 「法政大学多摩キャンパス上空です。多くの緊急車両がとまっています」
建物の入り口付近では消防隊員や救急隊員が机を囲んで集まっていました。近くには学生たちでしょうか、その様子を見守る人たちの姿がありました。 ここで10日午後4時前、「学生1人がハンマーを振り回し、負傷者が出た」と通報がありました。警視庁によると、ハンマーを振り回したのは20代の女子大学生とみられ、学生など8人が頭などを殴られけがをしました。8人はいずれも20代で、意識はあるとみられています（男性5人・女性3人）。 ◇ 同じ教室で授業をうけていた8人が襲われた今回の事件。その様子を目撃した学生は…
女と同じ教室にいた法政大学3年生 「女性が一番後ろの席に座っていて、その3列前に座っていました。授業が始まって10分くらいたったあとかな、1番後ろに座っていた女性が急にハンマーを取り出して、1番後ろに座っていた生徒から順に殴り始めた。みんな状況がのみ込めていないような、混乱した状態になった」 「正直、自分も混乱した気持ちになって。ただ、すぐ近くで起こっていたので、隣の友人が『はやく逃げて』と言ってくれた。あっけにとられていたけど、隣に座っていた友人が『はやく逃げて』と。みんなで教室を逃げ回っていた状況」
