目指せ!理工系女子 お菓子の家づくりから建築を学ぶ 福島県郡山市
小中学生の女子を対象とした「目指せ!理工系女子 思い描こう!私の未来‼」は4日、福島県郡山市役所で開かれた。子どもたちがお菓子の家づくりなどを通して建築士の仕事に理解を深めた。 内閣府男女共同参画局の「理工チャレンジ」の関連事業。女子児童・生徒が理工系分野の楽しさを感じ、理工系の職業を目指すきっかけにしてもらおうと市が企画した。 2部構成で行い、市内の小学5、6年生、中学生と保護者の約40組が参加した。第1部は県建築士会郡山支部の女性4人が講話した。「わたしが建築士になるまで」と題し、資格を取るまでの過程や、仕事のやりがいなどを語った。 第2部はお菓子の家づくりの体験教室を催した。子どもたちは設計図をつくり、ビスケットやチョコレートなどでオリジナルの家を製作した。完成した家と図面の整合性などを市の担当者が確かめた。 薫小5年の佐々木結伊さんは「算数が好きで参加した。お菓子で家をつくって楽しかった」と笑顔を見せた。
(郡山版)