博多ストーカー殺人事件・初公判 争点は「ストーカー行為の有無」 寺内被告「待ち伏せしたことは違います」起訴内容を否認
一方、弁護側は、「事件当日に川野さんに会ったのは待ち伏せではなく偶然」と主張。そのうえで、「川野さんが警察に相談したことで、ストーカーと蔑まれ、上司も責任をとらされた。謝罪の言葉が聞きたかっただけで、『恋愛感情などを充足する目的』にはあてはまらない」として、ストーカー規制法違反については無罪を主張しました。 ■別の傷害事件で「有罪」の部分判決も あわせて量刑を審理 寺内被告はこのほか、2022年に福岡市博多区の路上で、川野さんに声をかけた男性の顔を殴るなどして重傷を負わせたとして、傷害の罪にも問われ、「有罪」の部分判決を言い渡されています。 裁判では、この部分判決も含めて刑の重さが審理されます。判決は5日間の審理を経て、6月28日に言い渡される予定です。
RKB毎日放送