小樽舞台の配信ドラマ 有村架純さん、坂口健太郎さんら「心地よい」
北海道・小樽を舞台にした動画配信ネットフリックスのドラマ「さよならのつづき」(全8話)が14日に配信された。ダブル主演の有村架純さんと坂口健太郎さんがこの日、小樽市内でのイベントに登場。撮影で昨夏、北海道に4カ月間滞在した坂口さんは「小樽の風景が全て美しく、この街で撮影できて幸せだった」と語った。 【写真特集】舞台あいさつで印象に残るロケ地を語った有村さんら ドラマは、交通事故で恋人を亡くした菅原さえ子(有村)と、その恋人の心臓を提供されて命を救われた成瀬和正(坂口)のラブストーリー。北海道とハワイを軸に展開する。道内は小樽のほか、ニセコや倶知安、八雲などでも撮影した。 14日の小樽市の最低気温は2度。東京よりぐっと冷え込んだ天候に2人は「やっぱり寒い」と笑い合い、坂口さんが「小樽はアットホームで心地よい。今も穏やかな気持ちになっている」と口にすると、有村さんも「うん、うん、うん」と笑顔でうなずいた。 作品の魅力について、有村さんは「いろいろな人生がある中で、悲しみに暮れず、前に進んでいく強さを持っているさえ子を尊敬している。この作品がみなさんの背中を押すことにつながればうれしい」と話した。 2人はその後、海沿いのレッドカーペットも歩き、ファンらと交流した。【伊藤遥】