福島県警ヘリ不時着事故 操縦士の男性警察官を不起訴処分
4年前、福島県警のヘリコプターが不時着した事故で書類送検されていた警察官が不起訴処分となりました。 この事故は2020年2月、臓器移植のための心臓を運んでいた県警ヘリが、郡山市三穂田町の田んぼに不時着して横転し、乗っていた警察官や医師ら7人が、重軽傷を負ったものです。 業務上過失傷害の疑いで6月に書類送検された当時ヘリを操縦していた40代の男性警察官について、検察は3日付で嫌疑不十分で不起訴処分にしました。 処分の理由について検察は、「証拠上、刑法上の過失を認定することが困難との結論に至った」としています。