「物干し竿」と「毛布」で作った即席担架で児童が救助体験「みんなけっぱった」秋の火災予防運動に合わせ小学校で訓練
青森県内で始まった「秋の火災予防運動」に合わせ、青森市の小学校で消防本部の訓練が行われました。児童たちは救助する側、される側も体験して防火意識を高めました。 【写真を見る】「物干し竿」と「毛布」で作った即席担架で児童が救助体験「みんなけっぱった」秋の火災予防運動に合わせ小学校で訓練 青森市の浪岡北小学校で行われた消防総合訓練は、青森消防本部が「秋の火災予防運動」に合わせ企業や学校などで実施しています。22日の訓練では、教材室から火が出たという想定で、児童たちが煙を吸い込まないようハンカチで鼻と口を覆いながら校庭に避難しました。 そして、駆けつけた消防隊員が校内から逃げ遅れた人の救出とともに消火活動を行いました。 このほか、防災について学ぶ「少年消防クラブ」の児童が物干し竿と毛布で作った即席の担架に、けが人を乗せて救助する体験もしました。 救助する側を体験 太田日高さん(6年) 「大変でした。重かった」 救助される側を体験 太田志芯さん(5年) 「(みんな)けっぱってました。結構自分は重いんですけど、よくみんな持てたなと思います」 Q.頼りがいありましたか? 「はい!」 青森県・秋の火災予防運動は10月27日まで展開され、県内の消防本部が防火を呼びかけます。
青森テレビ
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