パルコ跡ゼビオ取得へ「街の活性化に期待」
とちぎテレビ
宇都宮市の佐藤市長は就任会見の中で、宇都宮市の中心部にある商業施設「宇都宮パルコ」跡をスポーツ用品販売大手のゼビオが取得する方針を受けて市として支援したいと話しました。 「宇都宮パルコ」が2019年に閉店してから5年以上が空きビルとなっていましたが、このパルコ跡をスポーツ用品販売大手のゼビオが取得する方向で交渉していることが分かりました。 これを受けて佐藤市長は「長年の懸案だったパルコ跡についてこれまでさまざまな人が名乗りを上げて協議をしてきたが、今回は良い報告を聞いている」と述べ「決まった場合は進出しやすい環境と中心市街地の活性化に役立ってもらえるような支援を考えていきたい」と期待を寄せました。 一方、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」について引き上げた場合、宇都宮市はおよそ100億円の減収となる試算を明らかにしました。 佐藤市長は「女性活躍や働き手の確保といった点では賛成する」とした一方で「自治体が受ける影響は大きいので手放しでは喜べない」と述べたうえで、影響があったとしても行政サービスの低下は招かないないようにしていくと話しました。
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