「特別な思いがありました」町田エリキが9か月ぶりの復帰を回想! 意識していたのは?「フォワードなので得点も考えていましたが...」
「とにかく失点しないことを第一にして、役割を全うしようと」
FC町田ゼルビアのFWエリキが、クラブの公式YouTubeチャンネルに登場。約9か月ぶりの公式戦出場を振り返った。 【動画】ゼルビアが公開したエリキのインタビュー 29歳のブラジル人は、母国のクラブ、横浜F・マリノス、中国の長春亜泰を経て、23年に町田に加入。1年目から絶対的なエースとして活躍も、8月の清水エスパルス戦で負傷。左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷で全治8か月と診断され、戦線を離れていた。 その後、懸命なリハビリを経て、5月3日に行なわれたJ1第11節の柏レイソル戦(2-0)で復帰を果たした。 半年以上も離れていたピッチに立ったエリキは、どのような感情だったのか。 「自分にとって特別な思いがありました。多くのファン・サポーターの方々に出迎えられてピッチに再び戻ることができましたし、あの日は私の家族もスタジアムに見に来てくれていたのですが、本当にエモーショナルな気持ちになりました。私が町田に来た初日、あの日の気持ちが蘇りました」 2-0で迎えた80分に、ミッチェル・デュークとともに投入された。チームのためのプレーを意識していたと明かす。 「守備について話していました。とにかく失点しないことを第一にして、私たちの役割を全うしようと。もちろんフォワードなので得点も考えていましたが、黒田(剛)監督の掲げる失点ゼロを遂行しよう、一番はチームのことを考えてプレーする。二番目に結果がそこについてくると話していました」 その言葉通り、前線からの守備に奮闘。復帰弾こそならなかったものの、チームの完封勝利に貢献した。 エリキはその後、6日の12節・京都サンガF.C.戦(3-0)、11日の湘南ベルマーレ戦(0-0)でも途中出場を果たした。本領発揮に向け、着々と歩みを進めている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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