珍しい!菊池雄星、ファウルボール避難が災い…一塁手と衝突し守備妨害とられる
◆米大リーグ アスレチックス4―6ブルージェイズ(9日・米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム) ブルージェイズの菊池雄星投手が9日(日本時間10日)、敵地のアスレチックス戦で出場もしていないのに、守備妨害とされる“珍プレー”に巻き込まれた。 延長10回、ブルージェイズは6―3としてなおも1死二塁。ここで打者シュナイダーが一塁側にファウルフライを上げた。この打球に一塁側ダグアウトにいた菊池がよけようとしてグラウンドに飛び出したところ、フライを捕ろうとした一塁のソダーストロムと衝突。一塁手は捕球出来なかったが、審判団はぶつからなければ捕れたと判断し、菊池の守備妨害でバッターは一邪飛扱いでアウトになった。 菊地はダグアウトの奥に設置されたベンチに座っていたのではなく、グラウンドとの境目の段差があるところで他の選手とともに試合を観戦しており、ボールが飛んできた瞬間に、その場を離れてよけようとしていた。 MLB公式サイトによると、試合後にアスレチックスのコッツェー監督は「彼(菊池)はファウルボールに当たらないように道を空けようとして、うっかりタイラー(ソダーストロム)に肩をぶつけたんだと思う」とフォロー。メディアに対応した菊池は「邪魔にならないように動こうとしただけ」と確認し、何度も反省の弁を述べて、「フェンスがないことを忘れていた。恥ずかしくて穴があったら入りたい」と話したという。
報知新聞社