中尾彬さん死去 芸能界から追悼の声…ドランクドラゴン塚地武雅「指針となるお言葉をいただきました」
映画、ドラマのほかバラエティー番組でも活躍した俳優の中尾彬(なかお・あきら=本名同じ)さんが心不全で16日に死去していたことが分かった。81歳だった。葬儀・告別式は妻の池波志乃ら近親者で営んだ。 【写真】中尾彬さん&妻の池波志乃 中尾さんの訃報に芸能界から追悼の声が上がった。 お笑いコンビ「ドランクドラゴン」塚地武雅はX(旧ツイッター)で「中尾彬さんの訃報 バラエティーで共演したり、はねるのトびらではマネさせていただいたり、裸の大将でも共演し、主演という立場に恐縮している僕に『塚地、座長なんだから堂々としなさい。他業種だからとか関係ない。良い芝居してるから自信を持ちなさい。』と。僕の指針となるお言葉をいただきました。ご冥福をお祈りします」と中尾さんからの言葉を明かして悼んだ。 またお笑いトリオ「ロバート」秋山竜次の公式Xでは「2021年公開されたNetflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』へ中尾彬さんにご夫婦でご出演頂きました。現場入りの際の存在感に一同緊張しましたが、どんな状況にも対応してくださる役者魂と優しさに感激しました。ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。 東京・西東京市議会議員でお笑いタレントの長井秀和は「中尾彬さんが亡くなりました。何度か共演したことがありましたが、沖縄に旅ロケで一緒させていただいた事が印象深かったです。ロケの合間で、映画における演技論を語っていただいたのを覚えています」と振り返り、「何をしていても画になる方だなと感慨ひとしきり。 ご冥福をお祈りします」と記した。 気象予報士の森田正光さんは「何年か前、中尾さんと雑誌の対談をしました。その時、沖縄の島バナナの話をしたら数日後、カゴにもられた島バナナが届きました」と中尾さんの気遣いを明かし、「ご冥福をお祈りします」とつづった。 前宮崎県知事の東国原英夫氏は訃報を伝える記事をXに貼付し、「驚いた!番組やその他、これまで色々お世話になった。有難う御座いました。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。 タレントのフィフィは「私が芸能界で活動を始めた頃、バラエティーの特番に呼ばれて、前室にタレントさんが集まって収録待ちをしていた際、まだ知り合いのいない私を気遣って中尾彬さんがお声をかけて下さいました」と明かし、「あなたはどこの国なの?と、そんな些細な会話で心が救われました。有難う御座います。ご冥福をお祈りします」と感謝した。 脳科学者の茂木健一郎氏は「中尾彬さんのお写真がネットに出て、まさか! と思いましたが、本当に悲しいです。。。フジテレビ『ベストハウス123』などで、本当にお世話になりました。湯島の中尾さんも行きつけのバー、エストでご一緒したことも何度もあります」と回顧。「『ねじねじ』で有名となったあのファッションセンスには、中尾さんの類まれなるセンスが表れていたと思います。いろいろなことをご存知で、人間を深く愛し、すばらしい趣味をお持ちの、本当に類まれな方でした」とたたえ、「こんなことになるなら、遠慮せずに、もっとご連絡して、いろいろお話をうかがっておけばよかったと、悔やまれてなりません」とつづり、タレントの中山エミリの結婚式に出席した際の中尾さんとの写真を掲載した。 俳優の中野英雄は「中尾彬さんめちゃくちゃ悲しい 1979年に公開した映画 白昼の死角が僕は大好きだった 中尾彬さんは出演しており貴方に会う度にその映画の話をしつこく聞いていた…お前…好きなんだなって笑って色々教えて頂きました その後は沢山の作品でご一緒していつも優しくしてくれましたね」と回想。「最後に会ったのは有楽町マリオンでしたね、奥様と仲良く買い物をしていました!偶然に出会って声かけたのを覚えてます、もっともっと話がしたかった…少年だった私に素晴らしいお芝居を見せて頂き有難う御座いました ご冥福をお祈り致します」とつづった。 ※いずれも原文ママ
報知新聞社