宮川大助・花子が5年ぶりNGK本公演で漫才 2回公演こなし「早く立ってセンターマイクまで歩きたい」
夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子が23日、大阪市中央区のなんばグランド花月(NGK)で2019年5月20日以来、5年ぶりに本公演に出演した。 【写真】宮川大助・花子が豆まき参加 花子「投げている途中少し貧血になったけど」 花子(69)が2019年12月に血液のがんの一種「症候性多発性骨髄腫」を公表し、現在も抗がん剤による治療を継続中。闘病中も「NGKで漫才」を目標に掲げ、車いすに座りながらであるが、念願がかなった。 冒頭から大助(74)は「座ったままで漫才やります。これが本当の『座・漫才』」とツカミはばっちり。2人で約10分しゃべり倒した。 2公演を終えた後、会見に応じ「2公演は未知の戦いでしたけど、楽しすぎました。早く立ってセンターマイクまで歩きたい」と出番後、上の血圧は78まで低下したというが、早くも意欲的。大助は「客席から『花ちゃ~ん』ってぼくらにエネルギーをくれるんですよ。嫁はんは舞台に出るたびに元気になる。それが一番感謝」と振り返った。 大助は24時間態勢で花子を介護中だが、自身も椎間板ヘルニアを発症。それでも献身的な姿に花子は「ほんまにようやってくれている」と感謝しきりだった。