西武が今季2度目の8連敗 最後の打者・源田のヘッスラ及ばず…最近5戦で4点 58試合で40敗に到達
◇交流戦 西武1―2広島(2024年6月11日 ベルーナD) 西武は11日、本拠のベルーナドームで広島と対戦し、1―2で敗れ、今季2度目の8連敗を喫した。先発の今井達也投手(26)が7回を7安打2失点と粘投したが、打線がわずか5安打で1点しか奪えなかった。今季ワーストの借金は22まで膨らみ、交流戦の負け越しも決まった。 【写真】<西・広>6回、マウンドに集まる今井(左端)ら西武ナイン 先発の今井が2回に広島・菊池に浴びた左越えソロの1点が重くのしかかる。今井は力投を続けたが、7回に代打・松山の右犠飛で2点目を失った。 この劣勢を跳ね返すだけの力はなかった。3番に栗山、4番に中村の40歳コンビを据えた打線。栗山は初回に交流戦歴代単独1位の通算334安打を放つなど、2安打1四球と気を吐いたが、中村は4打数無安打に終わった。得点も8回に途中出場の佐藤龍の右中間2号ソロで1点を返したが、9回2死二塁で、源田は一ゴロに。最後はヘッドスライディングの気迫を見せたが、アウトとなり、反撃はならなかった。 この8連敗中は計10得点。この5試合となると、わずか4得点と極度の得点力不足に苦しんでいる。