「結婚当初の体型に戻りたい」30代男性が半年間トレーニングで劇的変化を目指す
「結婚当初の体型に戻りたい」30代男性が半年間トレーニングで劇的変化を目指す
健康への取り組みとして、都内のパーソナルジム「T-Fitness」とコラボ企画を始めました!今回は、当メディア関係者である立花さん(35歳)に取材させていただきました。約半年間にわたり、立花さんの変化をレポートします!
chapter01 事前インタビュー
編集部: 今回このプロジェクトに参加しようと思ったきっかけを教えてください。 立花さん: 最近「太ってきた」と感じることが多くなったからです。普通ジムに通っていてもなかなか痩せないので、今回参加しようと決心しました。 編集部: 現在は週にどのくらい運動していますか? 立花さん: 週に2回、ジムで筋トレと有酸素運動をしています。腹筋や腕のトレーニングと、30分のランニングをすることが多いですね。 編集部: 現在の食事習慣について教えてください。 立花さん: 朝は食べたり食べなかったりで、昼はコンビニ食や外食が多く、夜も飲みに行くなど外食がほとんどです。大体週に5回は飲んでいます。量も多く、例えば先日飲みに行った時は、ビール1杯と日本酒グラス2杯、そのあとハイボールを3杯飲みました。 編集部: 現在ご自身の健康で、不調に感じるときがありましたら教えてください。 立花さん: 仕事で動画撮影をするのですが、撮影中は疲れますね。デスクワーク以外の仕事をしているときなど、しんどいと思う瞬間が増えました。睡眠時間も5時間くらいなので、疲れが取れていないと感じます。 編集部: つい自分に甘えてしまう瞬間がありましたら教えてください。 立花さん: 動画の編集中などに間食してしまいます。年齢のせいか、食べたら食べた分蓄積されるようになりました。 編集部: 半年後の自分に期待していることを教えてください。 立花さん: 痩せたいです(笑)。運動習慣を身につけて結婚当初の体型に戻りたいですね。結婚指輪も半年後にはスルッと入るようになりたいです。
chapter02 EBHSについて
今回「健康度合い」を示す指標として「EBHS Life」を使用しました! 「EBHS Life(エビスライフ;以下、「EBHS」と呼びます)」とは「科学的エビデンスに基づいたヘルススコア(Evidence Based Health Score Life :EBHS Life )」のことです。医師の中川 悠樹先生に解説していただきます。 編集部: EBHSとは 何ですか? 中川先生: EBHSとは、日本人の健康状態と平均余命の関係に注目し、個人の健康状態を包括的にスコア化した新たな標準健康指標です。複数の検査数値を持つ健康診断データや、ゆらぎの多い生活習慣のデータを、AIを用いて誰でも理解できる単一の数値にしました。 編集部: どのように測定するのですか? 中川先生: EBHSは、健康診断の結果および生活習慣等のアンケートのデータを元に、EBHSアルゴリズムを搭載したAIが、受験者の将来的な疾病リスクや余命を予測します。EBHSアルゴリズムの構築に使われたのは、約5万人分の健康診断/生活習慣データや、3千件以上の寿命予測に関する論文レビューなど、エビデンスの高いデータです。日本人平均のEBHSを100と設定し、平均よりも健康状態が良い場合にはEBHSも高く算出され、健康状態が悪くなるとEBHSも小さくなります。 編集部: 今、EBHSが注目されている理由を教えてください。 中川先生: みなさんが普段見ている健康診断のデータは、専門的で意味がつかみにくい上に、項目が複数あってわかりにくいと思います。健康を皆にとってわかりやすく、利用しやすいものにするために、数ある数値データの次元を1次元にまで減らしました。(専門用語で「次元削減」と呼びます)EBHSは、一目で自分の健康状態がわかるだけでなく、他者と比較することも可能にしました。 自身の健康はもちろん、家族や友人とも一つの数字をもとに話ができるという点が、注目されている理由でしょう。 編集部: EBHSの結果が悪いと、どんなリスクがあるのですか? 中川先生: 大きく分けて2つのリスクがあると考えられます。1つ目は、健診検査値が悪いことによる生活習慣病の疾病リスクです。血糖値や、血圧、脂質など、生活習慣病に深く関わる検査値が悪い場合、EBHSは悪化しやすい傾向があります。しかし、これだけではありません。もうひとつのリスクとして、EBHSでは「生活習慣病や重大疾病を発症した方々」のデータも分析から、疾病発症リスクの高い生活習慣も学習データに取り込んでおり、このような方と共通する生活習慣のある方のスコアも下がるようにAIが判断します。健康診断の「要注意」といった結果や自覚症状が全くなくても、EBHSの低下が見られたらアラートと考え、生活習慣を見直すことが大事になります。 編集部: ありがとうございました。では、立花さんの結果はどうだったのでしょうか? 中川先生: 平均値は100のところ、立花さんのEBHSは95.6と平均よりやや低い(EBHS -4.4)結果が出てしまいました。