玉川徹氏、「コメンテーター」としての中尾彬さんを絶賛「間だとか表情を入れて、より視聴者に伝わるように工夫されていた」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は23日、映画やドラマ、バラエティー番組などで幅広く活躍した俳優の中尾彬(なかお・あきら=本名同じ)さんが、心不全のため16日に死去していたことを報じた。 22日、所属事務所が発表した。81歳だった。 中尾さんは、同番組の前時間帯となる「グッド!モーニング」(月~金曜・午前4時55分。土曜・午前6時)で2013年10月から21年3月まで火曜コメンテーターを務めていた。 番組のエンディングでは、「モーニングショー」で司会を務める羽鳥慎一アナウンサーとの掛け合いトークを展開。番組では、中尾さんと羽鳥アナとの軽妙な掛け合いをVTRで振り返った。また、出演した作品などを紹介し中尾さんを追悼した。 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「コメンテーターとしての中尾さんは、単なるコメンテーターじゃなかったなと思うんです」と明かし「我々、最初に文章を考えて、それをどう伝えようかと考えて話すんですけど、中尾さんの場合は、そこに間だとか表情とかを入れて、より視聴者に伝わるようにって工夫されていた」と絶賛した。 続けて「その工夫はまさに役者さんですよね。僕は、本当に役者さんでこんなにいいコメンテーターっていう仕事ができるんだなってずっと思っていました」としのんでいた。
報知新聞社