岸和田市長の不信任決議案可決へ 20日に提出、議会解散も
女性との不倫を認め政治団体・大阪維新の会を離党した大阪府岸和田市の永野耕平市長に対し、市議会各会派は19日、不信任決議案を20日の本会議で提出する方針を決めた。定数24のうち5会派計19人が賛成見込みで、可決の公算が大きい。永野氏は可決で議会を解散する可能性を問われ「もちろん選択肢にある」と記者団に述べた。 各会派幹部の協議後、烏野隆生議長は提出理由について「市長の役割を果たせていなかった」と記者団に説明した。 永野氏は性的関係を強要されたとする女性と訴訟で和解。不倫関係にあったと認めた。市議会は説明が納得できないとして欠席を求め、永野氏は議会に姿を見せない状況が続いている。