Mrs. GREEN APPLEの記者発表より　（左から）藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗 （撮影：藤井 拓）

2024年も快進撃を続け、今年を象徴する存在となったMrs. GREEN APPLE。年末には『第66回輝く！日本レコード大賞』「優秀作品賞」への「ライラック」選出、2年連続となる『第75回NHK紅白歌合戦』への出場とまだまだ話題に事欠かない彼ら。2025年にデビュー10周年というアニバーサリーイヤーを迎えるにあたり、それを祝うプロジェクト『MGA MAGICAL 10 YEARS』がスタートすることをアナウンスする記者会見が開催された。 【全ての写真】2025年のデビュー10周年プロジェクトを発表したMrs. GREEN APPLE その模様は、YouTubeでもライブ配信され、会見がはじまる前の配信開始10分足らずで20万人以上の視聴者が見守る中、公開された気になるプロジェクトの中身は、「10周年を僕たちとJAM’S（Mrs. GREEN APPLEのファンネーム）のみなさんとキラキラとしたワクワクできるものにしたいという思い」を表現したという「MGA MAGICAL 10 YEARS LOGO」、ファンタジックなアーティストビジュアル「MGA MAGICAL 10 YEARS CONCEPT PHOTO」の公開からはじまり、7月8日に10年の軌跡を閉じ込めた「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY BEST ALBUM」のリリース、同月26・27日に横浜・山下埠頭にて2日間のべ10万人を動員予定のライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE」の敢行を発表。 また、全国の商業施設とコラボした企画「MGA MAGICAL 10 YEARS LANDMARK」や、秋からは10年間の活動を振り返る展覧会「MGA MAGICAL 10 YEARS EXHIBITION」も開催。さらには、2月15、16日に韓国にて初の単独公演「MGA MAGICAL 10 YEARS HEADLINER SHOW IN KOREA」が決定し、海外での活動について、さらに、バンドのドキュメンタリー映画『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM』が製作中であることもアナウンスされた。 全8つのプロジェクト（今後も新たなプロジェクトが発表があるとのこと）を通じて、アニバーサリーイヤーを華やかに盛り上げる彼ら。これらを通じて、彼らの活動に思いを巡らせることができるのはもちろんであるが、国内外のJAM’Sとの絆を深め、歩幅を合わせていく1年になることが約束された。さらに会見終わりに、かつてより「Mrs. GREEN APPLE DOME LIVE 2023 "Atlantis"」の続編として予告されていた「“BABEL no TOH”」の開催を匂わせる映像が流れ、10周（2025）年は、彼らがさらに飛躍していく大きなターニングポイントとなることは間違いない！ 下記は、会見の模様をお届け。 ▼「MGA MAGICAL 10 YEARS」 大森元貴（以下、大森）　僕たちはミニアルバム『Variety』で2015年にユニバーサルミュージックよりメジャーデビューし、2025年がデビュー10周年となります。僕たちはファンのみなさんをJAM'Sと呼んでおりまして、10周年という大きな節目に、どれだけ楽しんでいただけるか以前から考えてきました。僕たちの楽曲に「Magic」という楽曲がありますが、ミセスにとってもJAM'Sにとっても、マジカルな1年にしたいという思いから、「MGA MAGICAL 10 YEARS」と名付けさせていただきました。 ▼「MGA MAGICAL 10 YEARS LOGO」 若井滉斗（以下、若井）　描かれているように、10周年を僕たちと、そしてJAM'Sのみなさんとキラキラとした、そしてわくわくできるものにしたいという思いを込めました。 藤澤涼架（以下、藤澤）　来年はこのテーマをしっかり掲げて、僕たちにとっても、そしてJAM'Sのみなさんにとっても忘れられない1年にしようと思います。ぜひご期待ください。 ▼「MGA MAGICAL 10 YEARS CONCEPT PHOTO」 大森　ここには現実と非現実が同じ空間で描かれてまして、僕たちは現実と非現実の境目にいます。僕たちが音楽を中心としてみなさんにお届けしているエンタテイメントは、現実から非現実、非日常へとお連れすることができる魔法のようなものであるべきだと考えております。音楽やエンタテイメント、そしてミセスは、現実と非現実を自由に行き来できる、そんなイメージを具現化したコンセプトフォトとなります。 若井　そして、メンバーそれぞれが花をまとっていて、その共通するアイテムでメンバー同士がつながっています。いる場所はそれぞれ違っていても、互いの信頼関係や絆で揺らぐことのない、今のミセスを象徴してる写真が完成したと思います。 藤澤　僕たちはあまりアーティスト写真という言葉を使わずにコンセプトフォトという言葉を用いることが多いのですが、それは今の僕たちをただ等身大で切り取るのではなく、その時々のテーマや表現したいことを考え、それをコンセプトとして表現した写真になっているからです。JAMのみなさんが写真を見て、いろいろと想像を膨らませていただけたらうれしいです。