王者BL東京、グッズ売り上げ王争いはモウンガがリーチをしのぐ 事業売上は6億円超え/リーグワン
リーグワンを初制覇したBL東京の荒岡義和社長が18日、東京・府中市内で定例会見を行い、今季の事業売上高が目標の5億円を突破する6億2400万円に達したことを明かした。 134社から協賛を受けるスポンサー料が2億8400万円で、前年比で金額が140%、会社数は153%だったという。グッズの売り上げは5200万円だったが、前年比287%と急増。選手の名前が書かれたタオルマフラーなどの応援グッズが売れ筋で、荒岡社長は主将のNO・8リーチ・マイケルと、今季新加入してリーグMVPにも輝いたニュージーランド代表SOリッチー・モウンガのどちらの売り上げが上か、興味を抱いていたという。「最終的にはモウンガのタオルが一番売れた」と、世界的司令塔に軍配が上がった。 入場券の売り上げは2億400万円で前年比151%、ホームゲームの入場者平均は1万45人で前年比168%だった。最多入場者は2月24日の第7節・横浜戦(秩父宮)で、27-7で制したこの試合には1万3581人が集まった。荒岡社長は「昨季から『1万2000人プロジェクト』を始めたが、1年遅れで実現した」と喜んだ。「来季は、優勝したあとのシーズンということで、ファンやスポンサーにも少し特別な感じがあると思う。事業収入を増やすための特効薬があるわけではないので、地道に活動続けたい」と意気込んだ。