日本×インドネシア×ベトナム 技能実習生ら国籍超えてダンスで一つに 南さつま
インドネシアやベトナムから鹿児島県南さつま市へ働きに来ている2社の技能実習生22人が市内の小中学生らと練習を重ね、合同ダンスを披露した。同市の自主文化事業「国籍を越えた文化交流」で、観客約280人が息の合った舞台に盛大な拍手を送った。 県内でダンススタジオを展開するYJDC(本部・同市)の福元由子主宰が、黙々と自転車通勤する若い実習生たちを日頃から目にしており、交流を深め日本での生活を楽しんでもらおうと市文化協会に相談。昨年11月から合同練習を始めた。インストラクターの東大介さん(34)、奈由さん(39)夫妻が毎週日曜夜にヒップホップを教えた。 20日の舞台で実習生は各国の伝統舞踊を披露。その後、日本の11人と計33人で迫力あるダンスをし約4カ月の練習の成果を発揮した。インドネシアのシティ・ヌル・コリファトゥル・ローマーさん(27)は「たくさんの人が来てくれて感激した」。ベトナムのグエン・ティ・キムガンさん(25)は「国を超えて皆で踊れいい思い出になった」と語った。
加世田小4年二宮陽詩さん、山口優花さんも「外国のお姉さんたちとダンスで一つになれ気持ちよかった」と喜んだ。
南日本新聞 | 鹿児島
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