舞台あいさつに登壇した上戸彩（撮影・小渕　日向子）

　女優の上戸彩（38）とお笑いコンビ「ナイティンナイン」の岡村隆史（53）が30日、都内で行われた映画「それいけ！アンパンマン　ばいきんまんとえほんのルルン」公開記念舞台あいさつに出席した。 　みんなのヒーロー「アンパンマン」の声を務める戸田恵子、絵本の世界に呼ばれて大活躍する「ばいきんまん」の声を務める声優の中尾隆聖、ルルンが守る森をめちゃくちゃにしようと大暴れする「すいとるゾウ」を演じる、岡村とともに登場した。 　たくさんの観客に手を振りながら「こんにちは」とあいさつした上戸。「大人も泣けてしまうシーンもありますので、ハンカチを準備して」と微笑んだ。 　妖精・ルルン役を演じる上戸は「アンパンマン」が大好き。「“アンパンマン、ばいきんまん”と言えるお仕事をするときが来るとは思っていなかった」と撮影を振り返り、「本当に幸せな時間でした」と念願の参加の喜びをかみしめた。 　この日会場には映画館デビューの子供たちがたくさん。上戸も「実は今日、子供を呼んでいまして」と明かし、上戸の子供もこの日が映画館デビューとなるという。 　子供の隣に座り、リアクションを見ていたかったが、「叶わなかった」と悔しさをにじませつつ、自身の出演作が子供の映画館デビューになり「本当に本望で幸せです」と母の顔を見せた。 　「（映画は）暗くなったら怖いなとか、大きな音が怖いよねと思われがち。アンパンマンは優しい映画となっているので、たくさんの方に見に来ていただきたい。映画館デビューにピッタリだと思う」と呼びかけ。 　同様に、岡村の子供も映画観賞デビュー。「ギャン泣きして会場から出て行っているか」と不安を感じつつ、「敵だから、怖かったと言われたら…」と苦笑いを浮かべていた。7月3日は岡村の54歳の誕生日。イベントの終盤には岡村のバースデーを祝うサプライズも行われた。