「SB vs K-1」の対抗戦で対戦するMISAKI（左）とチャン・リー

　シュートボクシング（SB）の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」（11月14日、東京・後楽園ホール）の前日計量が11月13日、都内で開催された。 「SB vs K-1」の対抗戦で対戦するSB日本女子アトム級王者のMISAKI（TEAM FOREST）は46.4kg、K-1グループからの刺客チャン・リー（K-1ジム五反田チームキングス）も46.4kgでともに規定体重をクリアした。 　MISAKIは6月のホンヨック・パッサノンジム戦で1RKO勝ちを収めて以来の試合、SB初参戦となるチャン・リーは4月にK-1グループの2度目の女子大会「Krush～RING OF VENUS～」でKAIに判定勝ちを収めて以来の試合となる。 　チャン・リーは「K-1から来ました。明日は1発目なので女子の中でも一番盛り上がる試合にしたいと思っています」と挨拶。計量を終え「自分の計量はすごく順調。オファーが1カ月を切ったくらいできて、普段は45kgでやっていて、今回は1.5kg重い46.5kgで組んでくださったので、いつもより体も仕上がってパーフェクトな状態。相手の印象は明日向かい合ってどうなるかすごく楽しみ」などと語った。

初のSBの会見でも自らのペースは崩さないチャン・リー

　今回はK-1から単身乗り込む形なのだが「乗り込むという気持ちは…乗り込んできたぜ！という気持ちもそんなにない。リングの上は…どの団体に出たとしてもリングの上で出す自分は変わらないので、明日は自分を体現するだけという気持ち一択です」と淡々。 　MISAKIは「K-1が開国宣言ということで看板選手であるチャン・リー選手がRISEだったりいろいろな団体がある中で、投げと絞めのあるシュートボクシングというリングに上がってくださってありがとうございます。このリングに上がるのはとても勇気がいることだと思うので、すごくかっこいいなと対戦相手ながら思っています。そしてこんなワクワクするようなマッチメイクを組んでいただきありがとうございます」とまずは感謝の言葉。そして「このリングに上がってくださることに対してのリスペクトは忘れることはないですが、SB王者として絶対に負けてはいけない試合ということを心に、次につながる試合をしたい。K-1が開国したということで、パヤーフォン選手だったり、菅原選手だったりたくさんいると思うので、次につながる試合を見せつつも、チャン・リー選手は強敵なので、そこに関してはしっかり対策してきたので、明日はとにかく面白い試合をして倒すということに全力を注いで試合をしようと思っている」とこちらも静かに闘志を燃やした。