被災者の2次避難所になっている加賀市の旅館では11日、医師による無料の相談会が開かれました。 歯や口の相談会は長引く避難生活で口の中を清潔に保つことが難しくなり歯周病や感染症の恐れが高くなることから加賀歯科医師会が2か所の避難所で開きました。このうち山代温泉のみやびの宿「加賀百万石」では歯科医5人が子供から高齢者までの2次避難者の相談にあたりました。 保護者 「避難している間、いいのに（子どもの）歯を磨けてなかったりしたのですごくありがたかった」 加賀歯科医師会 鈴木一 会長 「インフルエンザ・コロナ・ノロなど感染症に罹患しやすい状態になってしまうので、そういう点でも歯磨きはしっかりやってもらいたい」 一方、県眼科医会や日本眼科医会が開いた眼の相談会では眼科医が視力を測りメガネやコンタクトレンズなどを無料で提供していました。