「フレンズ」故マシュー・ペリーさん所有の自宅、13億円で売却
米人気ドラマ「フレンズ」でチャンドラー役を演じた故マシュー・ペリーさんが所有していた自宅が、855万ドル(約13億円)で売却されたと、米ロサンゼルス・タイムズが10月26日(現地時間)に報じた。 同物件は、ロサンゼルスの高級住宅地パシフィックパリセーズに位置する寝室4部屋を備えたミッドセンチュリーモダン様式の邸宅で、約325平方メートルの広さを有する。ペリーさんは2020年に600万ドルで購入していた。 購入者は、アリゾナ州を拠点に活動する映画プロデューサーで不動産開発者のアニータ・バーマ=ラリアン。同氏の代理人は、この物件が信託を通じて取得され、別荘として使用される予定であることを明らかにした。 ペリーさんは2023年10月28日、この自宅のジャグジーで死亡しているのが発見された。54歳だった。ロサンゼルス郡検視局は、死因を「ケタミンの急性作用」と特定。ケタミンは医療用麻酔薬として使用される一方、違法な娯楽用薬物としても知られる。この件に関連し、医師2人を含む5人が起訴されている。