日本ハム戦6連敗でもソフトバンクに光明が あの右腕が7回に見せた快投【#好球筆打】
【名物記者コラム/#好球筆打】 ◆ソフトバンク0―3日本ハム(18日、みずほペイペイドーム) ヒーローインタビューでの日本ハム伊藤の受け答えに、クスッとした。最後にファンへのメッセージを求められ「シーズン(の戦い)は終わりですけど、絶対ここに戻ってくるので、また福岡で応援よろしくお願いします」と頭を下げていた。 ■甲斐拓也にNYのあの人からメッセージ【写真】 まだホークスの優勝が決まったわけではないのだが、残り13試合で9ゲーム差を逆転するのは現実的には厳しいと感じているのだろう。恐らく普通の感覚だが、思わず、ずっこけそうになった。 ただ、短期決戦のクライマックスシリーズで福岡へ戻ってくるという気概は確かに感じる投球だった。三者凡退は一度だけ。得点圏には5度も走者を背負った。それでも135球を投げての完封勝利。このずっこけようのない結果には、敵将新庄監督も「もう僕の理想。先発投手が新しいマウンドに立って、最後まで立ち続けるっていうのはね」と大絶賛していた。 これでホークスは対日本ハム6連敗となった。本拠地では9月だけで4連敗だ。何だか不安ばかりが募る一敗だが、収穫があったことも確かだ。腰の治療で7月に一時渡米し、今月14日のオリックス戦で戦列復帰。この日が3度目の登板となったオスナが7回の1イニングをわずか8球で抑えた。これには小久保監督も高評価を与えていた。ケガ人などで手薄にあるブルペン陣にとっても、朗報と言えそうだ。(石田泰隆) 【#OTTOホークス情報】 【▼おすすめ記事は下記関連リンクから▼】 「出るだけの準備はできてきた」全治約4カ月の負傷から柳田悠岐が復活へ―。
西日本新聞社