ようやく正式発表へ 新幹線 “札幌開業” を延期 「2030年度末」を断念… 巨岩によりトンネル工事が4年遅れたことなど背景 新たな目標は示されない見通し
UHB 北海道文化放送
北海道新幹線の札幌延伸の時期をめぐり、建設主体の鉄道・運輸機構などが2030年度末の予定を正式に断念することが分かりました。 現在、新函館北斗・札幌間を建設中の北海道新幹線は、札幌延伸の時期を2030年度末としていましたが、31年度以降に延期される見通しです。 関係者によりますと、建設主体の鉄道・運輸機構などが来週にも発表する方向で調整しています。 新たな延伸時期の目標は示されないとみられます。 札幌延伸をめぐっては、後志地方の倶知安町・ニセコ町間の羊蹄トンネルの工事が巨大な岩などの影響で難航し、4年遅れるなどしていました。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 【新幹線 函館駅乗り入れ】なぜJR北海道は“不可能” と言うのか… 「車両費200億円が含まれていない」「当社は負担できない」「安全性に不安」
- 「小樽のロマンや小樽の歴史を感じさせる」と北海道小樽市長 北海道新幹線の札幌延伸に伴い新たに開業予定の「新小樽駅」ガラス面の駅舎デザイン案を鉄道・運輸機構に提出 市民アンケートで決定
- 「顔面に鉄柱のようなものが落下した」北海道新幹線の建設現場で事故 "約1.3トン"の鉄骨が落下し50代の男性作業員が死亡 北海道長万部町
- 「エスタの解体は延期する予定です」JR札幌駅南口の再開発ビル 開業が最長で”2年遅れ”…分散されたバス停の利用客は「駅から歩くので大変」
- 長万部町が"北海道新幹線"新駅の駅舎デザイン推薦書案を提出―交わる線で"交通要衝"を印象付ける「眺望を楽しめる設計にして」