メッツ、中地区王者ブリュワーズ下して9年ぶりディビジョンシリーズ進出 主砲アロンソが最終回に劇的逆転3ラン
● ブリュワーズ 2-4 メッツ ○ <現地時間10月3日 アメリカンファミリー・フィールド> ニューヨーク・メッツが中地区王者ブリュワーズとのワイルドカードシリーズ第3戦で劇的逆転勝利。一戦必勝のシリーズ最終戦を制し、ディビジョンシリーズ進出を決めた。 メッツは今季10勝のベテラン左腕ホセ・キンタナが6回無失点と好投。再三得点圏にランナーを背負いながらも決定打は許さず、両軍スコアレスで6回を終えた。しかし7回裏、2番手右腕ホセ・ブットを投入すると、先頭の代打バウアーズ、続く7番フレリックに2者連続本塁打を被弾。終盤で均衡を破られた。 それでも守護神エドウィン・ディアスが7回途中から8回まで無失点に抑えると、2点を追う9回表にブリュワーズ守護神ウィリアムズを攻略。一死一、三塁とチャンスを作り、4番ピート・アロンソが右翼スタンドへ値千金の逆転3ラン。さらに、二死から6番ジェシー・ウィンカーが死球と盗塁で得点圏に進み、7番スターリング・マルテの適時打でリードを2点に広げた。 最終回、メッツは今季10勝の左腕デービッド・ピーターソンを投入。先頭打者フレリックに安打を許しながらも、8番オーティズを空振り三振に仕留め、最後は9番トゥラングを遊ゴロ併殺打。今季レギュラーシーズンで1勝5敗と苦しんだブリュワーズ相手にシリーズ突破を決めた。 ワールドシリーズ進出を果たした2015年以来、9年ぶりのディビジョンシリーズは東地区王者フィリーズと対戦。日本時間10月6日、敵地フィラデルフィアで開幕する。
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