みなと観光バス、乗客を降ろし忘れ車庫に入庫 神戸、男性客が4時間半後に110番して下車
5月31日午後11時55分ごろ、みなと観光バスの運転手が車内で寝ていた20代男性を降ろし忘れ、そのまま神戸市北区の車庫に入庫していたことが5日、同社への取材で分かった。目を覚ました男性が入庫から約4時間半後に110番して下車。男性の体調に問題はなかったという。 【写真】通学バス、小4降ろし忘れ走行 次の停留所で男児「ここから歩いて帰る」 同社によると、終点到着時、男性とは別の乗客を起こすことに気をとられ、一番後ろの席の足元でうずくまる様に寝ていた男性に気づかなかったという。その後、バスはそのまま車庫に入り、施錠した。 男性は午前4時半ごろに目を覚まし、110番。同社職員らが駆けつけた。同社は、神戸運輸監理部に報告し「入庫時に乗務員と運行管理者のダブルチェックなどを行い再発防止に努める」としている。