【日産自動車】2024年に秘策はあるのか? モテ車不足と認定中古車カスタマイズ化とフェアレディZ作ってますか問題
旧車ばかりがなぜモテる? イケオジの星日産は円安効果で決算を乗り切るのか?
日産が販社に協力して、認定中古車ベースのカスタマイズカー販売を実験的に手掛けるといいます。事始めはプチバン的多目的ユースに対応する小型車の3代目「キューブ」がそのベース。既に終売モデルですが最終型は2020年式。まだまだ元気に走ります。 この記事の他の画像を見る
クルマの買換えサイクルってやはり車検がキッカケになります。また、残価設定型ローンの普及により、3年、5年と経過すれば新車で販売した車両の何割かがサケのように戻ってきます。コレに付加価値を付けて中古車として再販できれば販社の利益も上がります。
車両のコンディションによりますが、初年度登録から減価償却を終えた6~7年目のクルマを、中古車として自社で再販できればさらに利益率は急上昇。コレを見逃す手はないのです。この内外装部品のリフレッシュ&カスタマイズを施した認定中古車「CUBE Retro Renovation」の限定数は20台(販売は奈良日産)。今回はトライアル販売とのことなので今後の展開に注目したいですね。
ところで日産の2024年はどうなっていくのでしょうか? 「しれっと復活してないかなGT-R」と思い久しぶりに日産のHPにアクセスすると冷や汗たらり。いくら昔とは違い、また、経営再建途上にあるとはいえ、商用車と軽自動車を除く国内ラインナップは9車種しか表示されません。
ちなみにこの画像は「カーラインナップTOP」をクリックしたもの。HOMEから「ラインナップ」をクリックすると、GT-Rやキックス、エルグランドも無事表示されます。どうやら今の日産は製品HPから改善・再考の余地があるのかもしれませんね。
気を取り直し売れスジの「SUV」をクリック。すると電動クロスオーバーの「アリア」、e-POWERの「エクストレイル」と「キックス」が表示されます。BEVで539万円というエントリー価格を実現した日産の企業努力は認めるものの、もう一方の電動化の看板技術e-POWERが2車種というのはお寒い限り。なんとかなりませんかね?