「掃除機」を買っても数年でゴミを吸わなくなります…いっそ「フローリングワイパー」だけにしたほうがコスパは良いのでしょうか? カーペットがあるなら掃除機は必要ですか?
掃除機のメリット・デメリット
掃除機のデメリットは、フローリングや畳などあらゆる素材に使用できる点です。カーペットや絨毯に入り込んだホコリ・ダニも吸い込めるため、花粉症やアレルギー対策にもなります。フローリングワイパーの「吸着」とは異なり、ゴミを「吸入」してくれる点が魅力です。 一方で、掃除機は少なからず音が出るため、夜間には使用しにくいというデメリットがあります。紙パックの交換や、ダストカップやフィルターのお手入れなども必要で、負担に感じる人もいるでしょう。また、掃除機を使用していない時は、フローリングワイパーよりも広い収納スペースが必要です。
フローリングワイパーのメリット・デメリット
フローリングワイパーのメリットは、掃除機のような騒音を気にしなくていいため、早朝や夜間でも掃除がしやすい点です。電気が不要なため、万が一長く停電が続くような事態があっても、掃除をすることができます。フローリングワイパーは掃除機と比較すると軽く、手軽に掃除ができる点も魅力です。 一方で、カーペットや絨毯に入り込んだホコリ・ダニを除去することは困難です。また、フローリングであっても隙間のゴミは拭き取りにくく、汚れ具合によってはかえって手間がかかる可能性があります。
掃除機とフローリングワイパーを併用するのもあり
掃除機を7年で買い替えると仮定すると、掃除能力にやや不安はあるもののフローリングワイパーのみで掃除をするほうがコストパフォーマンスは良いことが分かりました。しかし、使用頻度を落とすことによって掃除機が7年以上使えれば、使い捨てシートを使用するフローリングワイパーにコストパフォーマンスで逆転する可能性もあるでしょう。週1回のみ掃除機を使用し、あとはフローリングワイパーで済ませるなど併用するもおすすめです。 出典 総務省統計局 小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編) 月次 2023年11月 総務省統計局 消費動向調査 令和5年3月調査 公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部