つなごう沖縄 「廃棄シーツのアップサイクル」
そんな再利用の1つとして下地さんが行ったのが廃棄されるベッドシーツからつくるシャツ。2023年に会社を設立し、サウザリーというアパレルブランドでオンラインを中心に販売しています。 琉球大学 国際地域創造学部3年 下地柚輝 さん 「寝心地みたいな着心地。そんな肌触りの良さだったり吸汗性もしっかりしていてサラッと着れるというのが、シャツにする上でもメリットです」 ゆったりとしたオーバーサイズのデザインになっていて生地の特徴が活かされたシャツ。 そしてこのシャツには、生地の回収、製造、販売までのすべての工程を県内企業で行いたいという強い思いがあります。 琉球大学 国際地域創造学部3年 下地柚輝 さん 「藍染の工場にいって染める過程や話を聞いたりアパレルの工場に行って縫製している作業を見ると美しいし、この技術が将来次の世代につながってほしいと思う中で、工場を見ると周りが高齢の方ばかりでこの技術ってもう次の世代にはつながっていかないんじゃないか不安があって、その時にモノづくりを通して沖縄を救うヒーローになりたい」 ベッドシーツの再利用と、地域の染め織り技術とのコラボレーションは、少ない資源から良質なものをより多く生産することを目指すSDGsの目標につながっています。 琉球大学 国際地域創造学部 3年 下地柚輝 さん 「将来的には、ホテルの制服とかアメニティもリネン製品から出来た素材にしたくて沖縄の観光業で生まれた資源が沖縄の観光業の新たな価値になることを作っていきたい」
琉球放送