【オリックス】ソフトバンク戦に田嶋大樹と宮城大弥の「ダブル左腕」投入 左苦手な首位叩いて借金完済へ
オリックスが借金完済を目指し、9日からのソフトバンク2連戦(京セラD)にダブル左腕を投入する。首位を独走するホークスだが、7月の3敗はすべて左投手が相手。田嶋、宮城の2枚で弱点を突く狙いだ。 初戦に向かう田嶋は「相手チームはあまり意識せず、自分の投球をしっかりとするだけ。最低限、15個のアウトを取れるように頑張りたい」と平常心を強調した。中9日での先発となるが、今季唯一対戦した3月31日(京セラD)は5回1失点と好投している。 チームは7月に入り3戦3勝。3位に浮上し、借金も2まで減らした。左大胸筋の筋損傷から復帰2試合目となる宮城も、ソフトバンクには今季2勝1敗、防御率1・77の好相性。「可能性がある限り、みんな一生懸命やっている。一試合一試合、先発ができることを一生懸命やりたい」と巻き返しを約束した。14・5ゲーム差と首位の背中はまだ遠いが、誰もあきらめてはいない。
報知新聞社