矢地祐介がライト級の台風の目、キム・ギョンピョと対戦「去年のもやもややもどかしさをこの試合にぶつけたい」【RIZIN】
RIZINの2024年最初の大会となる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の追加カード発表会見が1月18日、都内で行われた。RIZINの“お祭り男”矢地祐介(フリー)が昨年6月以来、8カ月ぶりの試合でキム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)と対戦することが発表された。 矢地は2016年のRIZINデビュー以来、5連勝と中心選手として活躍も、そこから3連敗を喫するなど一時はどん底に。その後も復活の兆しを見せたと思ったところで星を落としたりといまいち調子に乗り切れない時期が続いたが、現在2連勝中。 ギョンピョは第3代HEATライト級王者でROAD FC、修斗、AFCなどさまざまな団体でキャリアを積み、昨年4月のRIZIN初戦では宇佐美正パトリックに一本勝ち。11月にはアゼルバイジャンで開催された「RIZIN LANDMARK 7」に参戦し、トゥラル・ラギモフにわずか1R21秒でKO勝ちを収め、一気にライト級の台風の目となっている。
矢地は「去年は1試合しかできず、もどかしい1年になったが、今年初っ端の大会で試合を組んでもらえてうれしく思っている。キム・ギョンピョ選手は僕が出たかった『ROAD to UFC』に出場して、ベスト4まで残っている。ずっと戦いたかった選手なので対戦が決まってうれしい。気持ちも強く、MMAのレベルも高い選手なので、その選手をしっかりフィニッシュできるように戦いたい。去年のもやもややもどかしさをこの試合にぶつけたい」と意気込みを見せた。 今大会ではルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)vs 堀江圭功(ALLIANCE)戦が大晦日に発表されている。矢地はグスタボに2連敗を喫しているのだが「やっぱり日本人の堀江君に頑張ってほしいが、僕は2回やられているんで、自分が誰よりも先にリベンジしたいという気持ちもある」と複雑な心境を口にした。