<解説>「義母と娘のブルース」ついにファイナル 5年半に及ぶドラマを振り返る 「2024年謹賀新年スペシャル」の見どころも
綾瀬はるかさん主演の人気ドラマシリーズ「義母と娘のブルース」(TBS系)が、1月2日午後9時から放送される新作「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」で、足かけ5年半に及んだドラマが完結する。2018年7月期に連続ドラマでスタートし、2020、2022年の正月に連ドラのその後を描いたスペシャル版を放送。今回3度目のお正月スペシャルで、総放送時間約19時間に及ぶ物語がついにファイナルを迎える。これまでの内容を振り返り、新作の見どころを紹介する。 【写真特集】綾瀬はるかVS松下由樹 義母VS義母の対決の行方は? 「ぎぼむす」ついに完結!
◇連続ドラマはみゆきの小学生時代と高校生に成長した姿の2章立て
「義母と娘のブルース」は、桜沢鈴さんの同名マンガ(ぶんか社)が原作。主人公のバリバリのキャリアウーマン・亜希子が、娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚。夫が若くして病死した後も、家事やママ友たちに翻弄(ほんろう)されながら、血のつながらない娘、みゆきの良き母親になろうと奔走する姿を描いた。
2018年7月期に放送された連続ドラマは、2章立てで放送された。第1章では、キャリアウーマンの亜希子(綾瀬さん)が、良一(竹野内豊さん)と結婚し、良一の小学生の娘・みゆき(横溝菜帆さん)の母親になろうと家事や子育てに奮闘する姿が描かれた。第2章は良一が亡くなってから9年後、専業主婦の母親として奔走してきた亜希子と、高校3年生に成長したみゆき(上白石萌歌さん)の姿を描いた。新たにパン屋「ベーカリー麦田」でアルバイトを始めた亜希子は、店長の麦田章(佐藤健さん)と店の経営を立て直すべく奔走する。
最終回(第10回)では、麦田が亜希子へ思いを告白したのと同じころ、亜希子は良一の元上司・笠原(浅野和之さん)から連絡を受ける。みゆきの大学受験の日、第1志望の大学を受けるみゆきを見送った後、亜希子は笠原と会い、引き抜きの話を持ち掛けられる。願ってもない話だったが、勤務地は大阪だという。みゆきと離れたくない亜希子は申し出を断るが、その直後、過労で倒れてしまう……という展開だった。