宇部市は、7月27日に宇部港で行う市花火大会に向け、ガバメントクラウドファンディングで支援を募っている。 　市、宇部商工会議所、宇部観光コンベンション協会の3者でつくる実行委員会が主催の同大会は、今年で70回目の節目を迎える。音楽花火などの趣向を凝らして、約1万発を打ち上げる県内屈指の規模を誇り、市民のみならず近隣市の住民にも親しまれてきた。 　昨今の物価高騰もあり、昨年は初めて民間のクラウドファンディングで資金を募った。夏の風物詩として続けていくため、また今年は70回の記念大会として、より華やかな大会とするため、初めてガバメントクラウドファンディングで資金調達を図る。 　期間は7月7日までで、目標金額は100万円。集まった全額を花火の打ち上げ費用に活用する。寄付額1万円ごとに、スポンサー席の招待券2枚を贈る。目標額以上の支援が集まった場合は来年度の費用に充てるという。 　寄付は市ホームページからダウンロードできる申込書での申し込みに加え、ポータルサイト「ふるさとチョイス」（www.furusato-tax.jp/gcf/2942）からも可能。問い合わせは観光交流課（電話0836ー34ー8353）へ。