センバツ2023 選手紹介/3 報徳 辻田剛暉/社 水谷俊哉 /兵庫
◆報徳 ◇甘い球 もう逃さない 辻田剛暉(2年) 秋季大会で本塁打1本を含む10打点を挙げた5番打者。持ち味は「勝負強さ」と語る。県大会の準々決勝では八回無死満塁で打席に立つと、初球に狙いを定めて適時打を放ち、勝利に貢献。近畿大会でも準々決勝の履正社戦で3安打1打点の活躍を見せ、チームを勢いづけた。 一方、決勝の大阪桐蔭戦では、相手のエース左腕、前田悠伍(2年)に無安打に抑え込まれた。「甘い球も来ていたが、好投手というイメージにとらわれ、球を見過ぎた。もっとバットを振っていけば結果は変わったかもしれない」と反省点を見つめ直す。センバツの目標は打点王。大阪桐蔭への雪辱を誓い、練習に打ち込んでいる。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)180センチ・80キロ(2)左・左(3)一塁手(4)大阪府豊中市立第十一(5)音楽を聴く ……………………………………………………………………………………………………… ◆社 ◇「歴史」変えてみせる 水谷俊哉(2年) チームの4番を任されているが、次の打者につなぐことを意識して打席に立つ。秋季大会では5犠打を記録。長打を狙わず、チームバッティングに徹している。 近畿大会1回戦の天理との試合では、2打席連続二塁打を放つなど活躍したものの、通算打率は2割2分7厘にとどまり、課題を残した。大会が終わってからは毎日鏡に向かい、フォームを入念に確認しながら素振りに取り組んでいる。センバツでは、1試合2本以上の安打を放つ「マルチヒット」を目標に打率3割超えを目指す。 座右の銘は「歴史を変える」。「今回のセンバツと夏の甲子園に連続出場して、社の歴史を変えたい」と意気込みを語る。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)167センチ・63キロ(2)右・左(3)一塁手(4)宍粟市立山崎西(5)アニメを見る ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕