氷川きよし、神宮球場での始球式で見事なノーバウンド投球!
演歌歌手・氷川きよしが31日、東京・神宮球場でのプロ野球・ヤクルト―広島戦で始球式を務めた。 氷川にとって神宮球場での東京ヤクルトスワローズ公式戦での始球式登板は、3年連続3回目。 この日は、自身の最新シングルのタイトルが『勝負の花道』ということもあり、これまで以上にスワローズの勝利を願って力投、歌唱したいという思いを秘めてマウンドに立ったという。 試合開始直前、マウンドに立った氷川は大勢の観客を前に、まずは同曲を披露。 その後の始球式では、氷川が投じたボールは見事にノーバウンドでキャッチャーのミットにおさまり、球場は大きな拍手に包まれた。 始球式を終えた氷川は、「3年連続、始球式に出させて頂きましたが、緊張感もありましたが楽しかったです。先日、(今日の試合で先発の)小川泰弘投手と対談をさせて頂きまして、怪我などを乗り越えて試合に挑んでいらっしゃる姿に感動しました」と明かした。 自身の投球については、「去年よりよかったような気がしますが、フラッとした投球で…。でも、ワンバウンドしないで届いてよかったです。午前中、20回近く練習したのがよかったのかなと思います」。 その一方では、自己採点を聞かれると、「点数? 41点ですね」とし、「今回で3度目になりますが、できれば毎年参加させて頂きたいです」と意欲をみせた。 また、マウンドで披露した『勝負の花道』に関しては、「『勝負の花道』は、人生は自分との闘いだということを表現した作品なので、スポーツをやられている方の応援歌にして頂けたらうれしいですね」。 8月21日には、カップリング曲が異なる3タイプが新たに発売されるが、「演歌、バラード、ポップスと3タイプありまして。Dタイプは、人生を乗り越えて頑張っていこうという演歌、Eタイプが『幻』というかなりせつないバラード、Fタイプはオリンピック、パラリンピックに贈る励ましのポップスになっています。みなさんのお好きなカップリングを選んで頂けたらいいなと思います」と話した。 氷川は、試合開始後も7回表が終了し、スワローズの攻撃前に再びグラウンドに姿を見せると、スタンドの観客に向かって『東京音頭』を元気いっぱいに熱唱し、球場を盛り上げていた。