32軍司令部壕 公開エリアの安全確保を議論 検討委員会
沖縄テレビ
首里城の地下にある第32軍司令部壕の保存・公開に向けた県の検討委員会が2日開かれ公開エリアの安全の確保について意見が交わされました。 2日開かれたのは技術検討グループで建築工学や地盤工学、トンネル工学の専門家などが出席しました。 県からは坑道の整備に関する課題や保存・公開のイメージが示されました。 出席者からは酸欠を防ぐため壕内に空気を送り込む必要があるものの坑道内部の湿度が下がり劣化が進めばかえって危険になるといった意見が上がりました。 また、落盤など万が一の自体に備え避難口を2カ所以上確保するなど見学者の安全を最優先に計画を練り上げるべきといった指摘があったということです。 県は11月に基本計画案を取りまとめる方針です。
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