巨人・喜多隆介が「丸塾」に加え「若月塾」にも参加 「捕手としての過ごし方や心構えを学びたい」
巨人の喜多隆介捕手(26)が「若月塾」と「丸塾」から捕手争いに名乗りを上げる。今季1試合出場からの逆襲を期し、今オフは例年師事している丸の自主トレに加えてオリックス・若月の練習にも初参加。7日、地元の石川・小松市の野球教室で講師役を務め、「若月さんは一線で長く活躍している。技術、捕手としての過ごし方や心構えを学びたい」と捕手力向上を誓った。 23年にゴールデン・グラブ賞に輝いた若月の自主トレは初入門。期間は年明け頃に約1週間の予定で「聞きたいことは全部聞く」と、極意を貪欲に吸収する。 丸との自主トレも継続する。今季2軍では打率2割8分9厘、3本塁打。オフのテーマは長打力だ。「打球速度や角度など丸さんの意見を聞きながらやる」と、飛躍の糸口をつかむ。 岸田、大城卓、小林ら実力者がそろう捕手の層は厚いが、「来年は野球人生をかけていく年になる」と決意。群雄割拠の争いに殴り込む。(宮内 孝太)
報知新聞社