河川水位やダム貯水割合などの“メール配信”開始…去年夏の豪雨被害で『情報伝達の遅れ課題』
富山テレビ放送
去年夏の豪雨被害を受け、富山県は河川の水位やダムの貯水割合などをメールで配信するサービスを21日始めました。 去年6月の豪雨では立山町の白岩川ダムで緊急放流が行われ、下流域では護岸の決壊や住宅が浸水する被害が出ました。 また、自治体や住民への周知が緊急放流の開始とほぼ同時で、情報伝達の遅れが課題となりました。 これらを受け、県は21日からウェブサイト上に県が管理する16のダムの貯水量を確認できるようにし、希望者には河川の水位とダムの貯水割合が基準値を超えた際にメールを配信するサービスを始めました。 県のホームページなどから事前登録し、河川、ダムの地域や氾濫注意、避難判断水位といった基準値を選ぶことができます。
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