声優・増田俊樹×宮野真守、まるでバッテリーな2人が思う「お互いの美しさを感じるところ」
まっすぐに、そして真剣に 「増田俊樹×宮野真守 2人はまるでバッテリー」
この春スタートしたアニメ『忘却バッテリー』で主演を務める声優の2人が登場。役柄そのままの名コンビぶりで、お互いの魅力について語ってくれました。 【写真】増田俊樹さん×宮野真守さん
【keyword】 beauty 美しさ
[宮野] お互いの美しさを感じるところ? やっぱり鼻筋かな。めっちゃいい鼻で羨ましいよ。 [増田] 自分では全然そう思わないですけどね。 [宮野] 宝の持ち腐れやな(笑)。カメラマンさんは「横顔撮りたいわ~」ってなると思うよ。 [増田] じゃあ、これから絶対正面向かないで「この角度」って指定します。面倒くさ、俺(笑)。 [宮野] 正面向いて鼻だけ横向きに見えるように頑張ればいいんだよ。その技術、習得して! [増田] それができたら、声優業界で一歩抜きん出ることができそう(笑)。宮野さんの美しいところを一つ挙げるなら、“姿勢”ですね。今回ご一緒して感じたんですが、監督たちとコミュニケーションを取り続けることで自分の退路を断っているような印象があるんです。それってなかなかできないことだし、やっても周りがついてきてくれないことも多々あるから、継続するのが大変なんですよ。だからこそ、宮野さんの姿勢を見ると何よりも美しいなって感じます。 [宮野] ありがとう。でも退路を断つっていうのは、この現場だったらそれを許容してもらえるし、絶対いい作用をもたらすという実感があったからこそできているんだと思う。怖くて逃げ道を作ったことも今までにあったからね。 [増田] もちろんですよ。全ての退路を断たなきゃいけないっていうことはないですし。 [宮野] そう考えると、今だからできるっていうのはあるのかも。危機感なく前に進めるのはみんなのおかげだし、そう信じられるようになったことが僕の中での成長なのかもしれないね。
『忘却バッテリー』
「少年ジャンプ+」で連載中の人気漫画をアニメ化。天才投手の清峰葉流火(増田俊樹)と野球の記憶を失ったかつての名捕手・要圭(宮野真守)が、野球では無名の都立高校に入学。彼らを中心とした野球部が甲子園を目指す姿を描く。 ●増田俊樹 1990年3月8日生まれ、広島県出身。2009年にミュージカル『テニスの王子様』でデビューし、声優として多数の作品に出演。代表作に『刀剣乱舞-花丸-』『僕のヒーローアカデミア』『アイドリッシュセブン』『あんさんぶるスターズ!!』などがある。 ●声優 宮野真守 1983年6月8日生まれ、埼玉県出身。7歳から子役として芸能活動を開始。現在は声優としての顔に加え俳優、タレントなど幅広いジャンルで活躍中。アーティスト活動も精力的に行っており、デジタルシングル『M&M REMIX 5』が配信中。 MAQUIA 7月号 撮影/Nae.Jay ヘア&メイク/北原由梨(増田さん) Chica(宮野さん) スタイリスト/MASAYA(増田さん) 横田勝広〈YKP〉(宮野さん) 取材・文/真島絵麻里 企画・構成/奈良彩花(MAQUIA) (増田さん)ジャケット¥93500、シャツ¥38500、 パンツ¥38500/STUDIO FABWORK(SHEIK YERBOUTI) ブーツ¥49500/New name! TOKYO(TAKE FIVE MILE) (宮野さん)スリッポン¥15400/HEMT PR(opposite of vulgarity) その他/スタイリスト私物