公明党新代表に石井啓一氏 15年ぶり交代、無投票当選
公明党代表選は18日、立候補の受け付けを締め切り、山口那津男代表(72)の後任に石井啓一幹事長(66)の無投票当選が決まった。政権の一翼を担う同党の代表交代は2009年9月以来15年ぶりで、今月28日の党大会で正式に承認される。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、公明の独自色をアピールしていく考えだ。 旧建設省出身の石井氏は衆院当選10回で政調会長や国土交通相を歴任。20年9月から幹事長に就き、山口氏を補佐してきた。 自民党も27日に新たな総裁が誕生する。次期衆院選を見据えた自民との連携態勢の構築が課題となる。石井氏自身の「党の顔」としての知名度向上も急務だ。