アジア杯途中離脱から7か月ぶりの代表合流…伊東純也「うれしいし、チームに貢献したい気持ちでいる」
途中離脱した1~2月のアジアカップ以来の日本代表復帰となったMF伊東純也(スタッド・ランス)が合宿2日目となった3日の練習から合流し、約7か月ぶりに代表のチームメイトたちと汗を流した。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 「うれしいし、チームに貢献したい気持ちでいる」。刑事告訴された伊東は週刊誌報道の影響でアジアカップを途中離脱。「あのときは悔しい思いはあったけど、チームとして戦っていたので、しょうがないと思って、納得して離脱した」。当時の心境について改めて口を開いた。 その後、3月、6月の代表活動にも招集されなかったが、森保一監督は報道陣に対して「彼を守るため」と説明。伊東自身も直接、コミュニケーションを取っていたそうで、「毎回、『今回は守るために入らない』という連絡はもらっていた。それで自分も納得していたし、問題なく過ごせていた」と感謝した。 「森保さんともコミュニケーションは取っていたし、(中村)敬斗が(代表に)入っていたので、シンプルに応援していた」。代表から遠ざかった半年余りをそう振り返り、「夏は初めて代表に入らないオフだったので、少しゆっくり休んだ。コミュニケーションは取っていたので、うまくやれたかなと思う」と、冷静に代表復帰の時を待っていた。 8月上旬、嫌疑不十分で不起訴処分となり、「ホッとしたはした。区切りがつかないと難しい部分もある」と率直な胸の内も明かす。そのうえで「今は最終予選。チームに貢献することしか頭にない。チームとして戦っているので、チームのために頑張りたい」と、さまざまな思いを胸に自身2度目のW杯アジア最終予選に臨むつもりだ。