広島 先発・アドゥワが5回5安打1失点 開幕ローテ入りへまずまずの結果 6枠目を黒原、玉村と競う
「オープン戦、広島-DeNA」(17日、マツダスタジアム) 広島の先発・アドゥワ誠投手が5回5安打1失点で降板した。開幕ローテ入りを目指す右腕は雨中で冷静な投球を見せた。 【写真】打球にグラブ出すアドゥワ 開幕ローテ入りへの気迫が伝わってくる 初回は先頭・度会にいきなり右前打を浴びるなどして1死満塁のピンチを背負うも、石上と蝦名を打ち取って無失点で発進した。二、三回はともに三者凡退。四回は2死一、二塁とされるも、伊藤光を左飛に仕留めて、援護点を待った。 雨脚が強まった五回は1死から度会に、この日2本目となる右前打を浴びた。さらに三塁手・小園の失策などで1死一、二塁のピンチをつくり、佐野に中前への先制適時打を食らった。それでも後続を断って最少失点にとどめ、雨中で冷静さが光った。 降板後にはベンチで新井監督と話し込む姿もあった。広島の開幕ローテは九里、森下、床田、大瀬良、ハッチの5枚が当確。6枠目をアドゥワ、玉村、黒原が争っている。