低調な戦い続けるミランが指揮官交代か…フォンセカの後任としてコンセイソンと基本合意と報道
ミランが指揮官交代に踏み切る可能性が高い。 ステファノ・ピオリ監督の後任としてパウロ・フォンセカ監督を招聘して今シーズンを迎えたミラン。チャンピオンズリーグでは王者レアル・マドリーを破ったりと現在4連勝中だが、セリエAでは開幕からなかなか調子が上がらず、ここまで首位アタランタと勝ち点14差の8位に沈み、同指揮官への風当たりが強まっている。 29日には、こちらもなかなか厳しい戦いの続くローマをホームに迎えたミランは、16分にタイアニ・ラインデルスのゴールで先制するも、その7分後に失点。以降、勝ち越しゴールを目指したミランだが、これ以上を試合を動かすことができず1-1のドローで終わった。 そして試合後、『スカイスポーツ・イタリア』によると、ズラタン・イブラヒモヴィッチ氏をはじめとするミランの首脳陣がロッカールームに集結した模様。その中で、フォンセカ監督を解任する判断が下される可能性があるようだ。 仮に指揮官交代に踏み切れば、後任としてセルジオ・コンセイソン監督が就任する可能性が高い。同メディアは、すでに基本合意に達したと伝えており、契約延長オプションの付帯する来夏までの半年間の契約を結ぶと予想されている。 ミランの新指揮官候補に浮上するコンセイソン監督は、ポルトで数々の成功を収めたものの、今夏に退任。シーズン開幕前にはマルセイユなどからの関心が届いていたが、現在に至るまで無所属のままだ。