食中毒警報、岐阜県と岐阜市が今年初発表「食肉、十分に加熱を」
岐阜県と岐阜市は3日午前11時、今年初の食中毒警報を発表した。県生活衛生課によると、発表は昨年と同じ日時で、例年より早めとなった。 県生活衛生課によると、発表は気温30度以上が10時間以上続き、24時間以内に気温が急上昇して差が10度以上を超えることが予想されたため。県内では今年に入って2日時点で10件の食中毒が発生し、計378人が発症している。 同課の担当者は「清潔」「迅速」「加熱または冷却」の食中毒予防三原則の順守が重要とし、「高温多湿の時期に起きる食中毒のほとんどは細菌が原因。食肉は十分に中心部まで加熱して食べてほしい」と呼びかけている。
岐阜新聞社