朝ドラ主人公のモデル"小泉セツ"の企画展 夫・小泉八雲を支え続けた生涯にスポット当て、約70点の貴重な資料を公開 島根県松江市
日本海テレビ
島根県松江市の小泉八雲記念館で6月27日から始まったのは、八雲の没後120年を記念した企画展。主役は、来年秋スタートの“朝ドラ”で主人公のモデルに選ばれた、八雲の妻・セツです。 小泉八雲記念館 小泉 凡 館長 「(小泉八雲の活動の)最大の功労者であるセツをどうしても取り上げたいということで、この展示会を企画したわけです。たくましく、しかもしなやかなセツの生き方を通して小泉八雲を見直していただきたい」 明治の文豪・小泉八雲の妻で、作家活動のアシスタントとしても夫を支え続けたセツ。企画展では、彼女の64年にわたる生涯にスポットを当てました。 企画展には、セツが幼い時、フランス人下士官からもらったルーペが展示されていて、このルーペが西洋人に心を開くきっかけとなったということです。また、セツが夫・八雲へ向けて書いた手紙や、小泉セツの生活環境や八雲との歩みがわかる貴重な資料など、約70点が並んでいます。 ドラマ化が決まり、ほどなくして開催された今回の企画展。記念館では、今後の入館者数への効果にも期待をかけています。 小泉八雲記念館 小泉 凡 館長 「平日の午前中の割にはきょう(入館者が)多いよね、という日が続いている印象を持っています。地域の活性化や松江の観光振興にもつながりますので、大変うれしいことだと思っています」 この企画展は来年6月8日まで開かれています。
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