Cocco、モデルの息子が悪性リンパ腫で闘病していたことを公表「ただ見守ることしか」
歌手のCoccoが12日、インスタグラムでモデルとして活動している息子のKoto(こうと)が悪性リンパ腫で闘病していたことを公表した。 息子との2ショットなどを投稿し、「昨年春に悪性リンパ腫の診断を受けた息子が、現在、寛解といえる状態まで回復することができました」と明かした。公表した経緯については、子どもに何かあった時に親は自分を責めてしまう傾向があるとし、「今回のことで、誰のせいでも何のせいでもないことが起こることもある、と知りました」「もしも今、そんな出来事に困惑し自分を責めている人がいたら、それは誰のせいでも何のせいでもない、と伝えたいです」と自身の経験から得た思いを伝えた。 この1年を「病気と戦った息子本人が一番大変だったはずで、私はただ見守ることしかできなかった立場だけれど、思うよりずっと自分も疲れていることに気がつきました」と振り返り、ライブツアーなどの音楽活動は「ずっと気を張っていたように思います」と回想。その上で「自分を理解しているから、 今、大丈夫なふりをしたら元に戻るのに大変な時間がかかるだろう、とこれ以上無理にがんばることを、とりあえずやめようと思いました」と宣言している。 息子は寛解といえども今後も経過観察と検査の日々が続くことも伝え、「やっと戻りつつある何気ない日常に感謝しながら、親子ともどもゆっくりと、それぞれの明日に向かって前に進んでいきたいと思っています」と心境をつづっている。 息子のKotoは1999年生まれで、現在はモデルとして高級ブランド「CELINE」のプロモーションビデオなどにも出演している。 ※写真は資料
テレビ朝日