楽天監督辞任の真相のすべてはコーチ陣を守りたかったからです【デーブ大久保 さあ、話しましょう!】
田代打撃コーチの辞任で本社の株価が1000円も暴落。私は球団と本社とコーチを守るためシーズン終了後の辞任を決意しました/写真=BBM
前回の私の楽天監督辞任の話の続きです。田代(田代富雄)打撃コーチが辞任しましたが、このとき田代さんからこんな言葉がありました。「監督、よくいろいろなことを耐えてくれた。監督が頑張っていたことはよく分かっている。それにオレは星野(星野仙一)のおやじから『監督を守ってくれ』と言われていたんだ。それができなくなった今、ここにいる理由がないんだよ」と。 監督に就任するときに球団に「コーチの一、二軍の入れ替えをしないでほしい」というお願いをしたと話しましたが、実は、一方でコーチ陣にも「もしかしたら一、二軍の入れ替えがあるかもしれない。でも、それで退団だけはしないでほしい」とお願いをしていました。そういうこともあり、田代さんにも残ってほしかったのですが、田代さんなりの筋を通した辞任となりました。 私はこのとき、本当に・・・
本文:1,186文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール