ハイキュー、ガンダム、鬼滅、ゴールデンカムイ、そしてボー アリ・アスター監督の新作が初登場5位&洋画1位
『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が世界中で大ヒットしたアリ・アスター監督と、気鋭の映画スタジオ「A24」が3度目のタッグを組んだ新作映画『ボーはおそれている』が、16日に公開初日を迎え、18日までの3日間で4万6806人を動員、興行収入7046万8101円(先行上映を含めると累計動員4万7264人、累計興収7138万4100円) をあげた。上映1位~4位に、アニメ作品・漫画原作作品が並ぶ中、映画動員ランキング(興行通信社調べ)で「初登場5位」&「洋画作品1位」となった。 【動画】アリ・アスター監督×芸人こがけん 「アリ・アスター好き」芸人として単独インタビュー敢行! 本作は、『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスが演じる主人公ボーが、怪死した母の元へ向かう途中に、次々と奇妙で予想外の出来事が起こり、壮大な里帰りへと変貌していく帰省スリラー。 公開初日の金曜日、都内の映画館では『ミッドサマー』のアリ・アスター監督の最新作を待ちわびていた熱心なファンが詰めかけ、満席回が出る回も。X(旧ツイッター)では「#ミッドサマー」がトレンド入りした。 土日になると、観賞後の感想がSNSに大量に投稿され、「#ボーはおそれている」「#アリ・アスター」「#ミッドサマー」「#ヘレディタリー」と本作の関連ワードが飛び交い、感想がつづられた投稿に、“4.5万いいね”“3.5万いいね”がつくなど、SNSをにぎわせた。 本作のキャッチコピー「ママ、きがへんになりそうです。」になぞらえて、「きがへんになりました。」といった感想や、「エンドロールが終わっても立ち上がれない」という人、「『ミッドサマー』の衝撃ふたたび」「アリ・アスター監督の作品の中で一番好きかも」といった人も。タイムラインに飛び交う感想を見て、「怖いけど観たくなってきた」というリアクションも見られた。 配給・宣伝側によると、週末3日間の来場者は、20代~60代まで幅広い層が来場し、映画ファン中心で、友人同志や、カップルなど複数人連れ立っての来場も多かったという。 グラフィックデザイナーの大島依提亜が手がけて劇場パンフレットも、一部劇場で売り切れになるなど好評。パンフレット内の考察を読んで、「もう一度観ていろいろ確かめたい」という声や、早くも「2回目を観にきてしまった」というリピーターも現れている。 ■全国映画動員ランキングトップ10(2月16日~18日) 1:劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(公開週1) 2:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(4) 3:「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(3) 4:ゴールデンカムイ(5) 5:ボーはおそれている(1) 6:身代わり忠臣蔵(2) 7:劇場版 SPY×FAMILY CODE:White(9) 8:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(11) 9:夜明けのすべて(2) 10:ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2)