英内務省職員が公園で「不審死」 香港活動家監視の罪で訴追
英紙タイムズは21日、英国内で中国のために香港の活動家を監視していたとされる英内務省職員の男が、ロンドン近郊の公園で死亡していたと報じた。地元警察も21日、「不審死」として捜査し、検視を行うと発表した。 警察によると、男は保釈中だったマシュー・トリケット被告(37)。19日夕に市民からの通報があり、警察官が駆けつけて救命措置を施したが、その場で死亡が確認されたという。 タイムズによると、トリケット被告は2023年12月~24年5月、香港の情報機関のために情報収集や監視を行ったとして、他の2人の男とともに国家安全保障法違反の罪で訴追されていた。
朝日新聞社