W杯・ベスト4の力を示せるか アフリカの頂点を目指すモロッコの戦い「責任のようなものを感じる」
カタール大会での勢いは本物か
13日より、コートジボワールにてアフリカ・ネイションズカップ2023がスタートする。 その優勝候補の一角に挙げられるのが、2022年のワールドカップ・カタール大会でベスト4入りを果たしたモロッコ代表だ。 GKヤシン・ブヌ、DFナイエフ・アゲルド、アクラフ・ハキミ、MFソフィアン・アムラバト、ハキム・ツィエク、FWユセフ・エン・ネシリ、アブデ・エザルズーリら攻守両面でタレントが揃っており、アフリカの頂点を狙うだけの力はあるはず。 また、ワールドカップ・ベスト4入りの成績に恥じぬ戦いも求められる。英『BBC』によると、チームを統率するアル・シャバブ所属のDFロマン・サイスも責任のようなものを感じるとコメントしている。 「もちろん、(期待という点で)何かが変わった。ワールドカップで準決勝に進むのは難しいことで、僕たちはこのレベルを維持し、モロッコのサッカーが成長し続けるのを助けなければならない。プレッシャーというよりは、責任のようなものを感じるね」 モロッコが継続的に成長していくには、カタール大会のベスト4入りに満足しているわけにもいかない。アフリカNo.1の座を勝ち取り、2026年のワールドカップへ弾みをつけることが求められる。おそらくは今大会でも特別な注目を集めるだろうが、選手たちはその期待に応えられるか。
構成/ザ・ワールド編集部